呼吸筋力

呼吸筋力検査は、神経筋や変性疾患のモニタリングに使用されます。COMPACT 医療用ワークステーションを介して一元管理されたエンドポイントとして利用できます。

呼吸筋力

    概要

    エンドポイントが呼吸筋力の変化に関連し、特に神経筋状態に関連する試験をサポートするために、呼吸筋力評価の選択肢が利用可能です。評価は Spirotrac® ソフトウェアのモジュールとして利用でき、COMPACT™Medical Workstation上で実行されます。

    Vitalograph の呼吸筋力評価ソリューションには、最新のATS/ERSガイドラインに準拠したテストや、専用のフローヘッドや鼻栓などの機器が含まれます。臨床試験のプロトコルに沿って、試験のエンドポイントを満たすように、Spirotrac で来院ワークフローをカスタマイズすることができます。

    臨床試験では、これらの重要なエンドポイントパラメータについて専門家によるオーバーリーディングサービスをご利用いただけます。呼吸生理学者のSMEチームは、呼吸筋力評価を含む試験デザインについてアドバイスやサポートを行います。

    Respiratory Muscle Strength

    機能紹介

    COMPACT Medical Workstation モジュールに含まれるもの:

    • 最大吸気圧(MIP)
    • 最大呼気圧(MEP)
    • Sniff nasal inspiratory pressure (SNIP)
    • 最大呼気流量 (PCF)
    • 吸気流速 (IFR)

    MIPは横隔膜などの吸気筋の強さを、MEPは腹筋などの呼気筋の強さを表しています。

    SNIPは、特にマウスピースの周りにシールを形成することが困難な場合に、吸気筋力の代替または追加の評価として十分に検証されています。

    PCFは、咳をしたときに発生する最大フローを測定します。

    IFRは、強制吸入中に達成された最大流量と比較した、吸気呼吸(リラックス)呼吸中に達成された最大流量の比率を監視することにより、筋力の低下を監視するために使用されます。

    Respiratory Muscle Strength capabilites

    技術仕様

    Vitalograph COMPACT の MIP/MEP/SNIP 仕様
    動作圧力
    +/- 300cmH20
    圧力精度+/- 3%
    圧力分解能1 cmH20

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